Mercury Cup 2耐 2011 大会規則書

開催コース
  カートレンド関越
   群馬県高崎市吉井町岩崎2298
    027-388-2777
   http://www.klk.co.jp/klk/main.html

開催月日
  2011年11月26日(土)

主 催
  たきざわ勝彦

   taki@taki-works.com

後 援
  Mercury Project Office
   http://www.mercury-cafe.com/


第1条 競技の種目
開催カート場が所有するレンタルカートによる、チーム対抗110分耐久形式レース+予選10分

第2条 大会役員
大会会長:たきざわ勝彦

第3条 タイムスケジュール
1) 参加受付 12:30〜13:30
  2) 初心者講習会 13:00〜13:15
  3) ドライバーズミーティング 13:30〜14:00
  4) 予選 14:00〜14:10
  5) 予選結果発表 14:10〜14:15
  6) 決勝 14:15〜16:05
  9) 表彰式 レース終了後、集計が終わり次第

第4条 公式通知
本大会特別規則書に記載されていない競技運営に関する実施細則及び指示事項は、ドライバーズミーティング時に口頭で通達されるか、書類による公式通知によって示される。

第5条 チーム構成
1) 1チームのドライバー数は2名以上とする。
2) 1チームのドライバー数の上限は特に定めないが、大会会長が「あまりにもドライバー数が多い」と判断した場合はチーム分割を勧告することがある。
(1チーム2名〜4名を推奨。)
3) 各チームにそれぞれ1名、チーム代表を置くこと。
大会主催者から各チームへの連絡・通達はチーム代表を通して行うことを想定しているので、メール及び携帯電話が通じる者を選任すること。
また、マシン破損等で賠償の問題が出た場合も、チーム代表がそのチームの窓口となるものとする。
チーム代表は専属スタッフでもかまわないが、ドライバーと兼任している方が望ましい。
4) チームには、ドライバーの他に、チーム監督、スタッフ、キャンギャル等を加えることもできる。
ただし、他チームの妨害にならないよう、責任を持って行動すること。
チーム関係者による不正やレギュレーション違反が発覚した場合、ドライバーに過失はなくてもそのチームにペナルティを与えることがある。

第6条 参加資格
参加者(ドライバー及びヘルパー)は以下の条件を満たしていること。
1) 主旨に賛同し、大人らしい行動ができること。
  2) 開催コース管理者において定めた条件を満たすこと。

第7条 参加申し込み及び参加料(エントリフィー)
1) エントリフィーのうち「レース参加費用」は、チーム代表者が一括して大会会長に支払うものとする。
  2) エントリフィーの支払い金額は下記の通り。
  レース参加費用 :1チーム21,000円
 (※例)  3人ドライバーのチームでワリカンにする場合、エントリフィーは1人あたり7,000円。
  3) 参加受理は、開催コースが定める最大走行可能台数範囲内とする。(今のところ9台の予定)
  4) 参加の申し込みは、2011年9月27日(火)からとする。
  5) 参加の申し込みは、申込書を大会会長に手渡すか、参加の意思を大会会長にEメールにて伝えるものとする。
その際、「チーム名」「選手名」に加え、参加選手のレース経験が今回も含めて3回以下だった場合、及び開催コースの走行経験が全くない場合はこれを申告すること。
選手名の登録は本名でなくてもかまわないが、申し込みの際には本名も併せて主催者にお伝えください。
  6) 上記5)で示すレース経験には、Mercury Cup以外のカートレース、および実車でのレースも含めて考えてよい。
開催コースの走行経験には、レース経験だけでなく、一般のレンタル走行による走行経験も含めて考えてよい。
  7) エントリフィーの納付は郵送、振込又は持参とする。
納付は参加の意思表示から出来るだけ早い時期に前納することを基本とするが、大会会長の許可がある場合は大会当日の支払いも可。
  8) 自己都合により参加を取り消す場合、キャンセル料が発生することがある。
キャンセル料はエントリフィーの50%、すなわち10,500円とする。
ただし、代わりのチームが見つかるなどしてキャンセルの穴が埋まった場合は、キャンセル料は免除する。
  9) 主催者は、理由を開示することなくエントリーを拒否することができる。
  10) 一旦受理したエントリーについては、主催者といえども理由なく取り消すことはできない。
受理したエントリーを取り消す場合は、その取り消し理由をエントラントにメールなどで通達するだけでなく、当ホームページにおいてその理由を開示すること。

第8条 競技車両
(マシン)
1) 競技車両(以下、マシンと呼ぶ)は開催コースにて準備し、各チームへ貸与する。
  2) 予選で使用するマシンはドライバーズミーティング時に、決勝レースで使用するマシンは予選後のインターバル時に、くじ引きにより配車するものとする。
チーム間で合意があっても、配車されたマシンを交換することはできない。(大会会長が特に認めた場合を除く。)
  3) マシンの調整(整備、セッティングおよび給油)は開催コース関係者が行うものとし、参加者自身による調整は禁止とする。
マシンの調整が必要と判断される場合は、参加者が開催コース関係者へ申し出ること。
  4) マシンが破損した場合、原則として開催コースのスタッフが修理をおこなう。
ただし、大会会長および開催コースのスタッフの指示があった場合はこれに従うこと。

第9条 練習走行
1) 予選およびレース以外に練習走行したい場合は、各自でレンタル走行チケットを購入し、これを行うことができる。

第10条 予選
1) 予選で使用するマシンは、ドライバーズミーティング時に、くじ引きにより配車するものとする。
  2) 10分の走行時間内に記録したベストタイムをそのチームの予選タイムとする。
  3) 予選時間内のドライバーチェンジは自由とする。チームのドライバー全員が予選を走る必要はない。
  4) マシントラブルが発生して走行不能となってもマシンの乗り換えは認めない。
予選時間内にそのマシンが修理できれば残りの時間を再び走行することができるが、修理が時間内に終わらなかった場合は、それまでに記録されたタイムがそのチームの予選タイムとなる。
  5) 予選で走行不能のマシンが発生し、なおかつ本選レースが始まるまでに修理が完了せず、代替マシンも用意できなかった場合は、予選でマシンを走行不能にしたチームは本選レースに出走できないものとする。
基本的には走行不能となったマシンを使用していたチームが本選レースに出走できないことになるが、明らかに他車のせいでトラブルに巻き込まれた場合は、その原因を作ったチームを出走停止にすることもある。
なおこの場合、出走停止になってもエントリフィーは返還しない。

第11条 決勝
1) 決勝レースで使用するマシンは、予選後のインターバル時に、くじ引きにより配車するものとする。
2) 決勝グリッドは予選タイムの速いチーム順とする。(いわゆる普通の予選順です。)
  3) グリッド整列は、競技車両がコースインする前にサブドライバーが自車のスタートポジションに待機し、コースインした競技車両を迎え入れる事により行う。
  4) スタート方式はスタンディングスタート(コース上のスタート位置で静止した状態からスタートする方式)でおこなう。
  5) 決勝中、ドライバーチェンジを伴うピットインを必ず3回以上行うこと。
  6) ドライバーチェンジのタイミングは自由とし、ドライバー1人当たりの走行周回数にも制限は無いものとする。
ただし、エントリーしたチーム員全員が必ず走行すること。
  7) ピットからの発進時、カートの後部を押すなどの発進補助をしてはならない。
  8) エントリーしていない者の走行はこれを認めない。
  9) 以下の要件に1つでも当てはまるドライバーは、初心者マークとして、レース走行時には所定の腕章(または布)を腕に巻くこと。
・カートレースへの参戦経験が、今回も含めて3回以下の選手。
・自分のドライビングに自信のない選手。

第12条 賞典
1) 上位3チームのドライバーと、予選で最も速かったチームに賞状を授与する。
  2) 7チーム以上のエントリーがあった場合、上位2チームのドライバーにトロフィーを授与する。
  3) 他にも賞を設け、賞状および楯などを授与することがある。

第13条 シリーズポイント
1) 50分耐久形式で行われているMercury Cup 2011 のシリーズ成績には含めない。
よって、シリーズポイントは発生しない。

第14条 損害の補償

1) 参加者(ドライバー及びスタッフ)は、競技車両及びその付属品の破損・紛失・盗難、ならびに会場の器物を破損し、開催コースより損害賠償を求められた場合は、理由の如何を問わず各自が責任を負わなければならない。
たとえ他チームの行為に起因する損害であっても、発生した損害については一旦これを補償しなければならない。
ただし、原因を作ったチームに対し、後に損害賠償を求めることはこれを妨げない。
  2) 参加者は大会役員およびスタッフが一切の損害補償の責任を免除されている事を了承していなければならない。即ち、大会役員およびスタッフがその役務に最善を尽くすことは無論であるが、もしその役務遂行によって起きたものであっても参加者、観客、大会関係者の死亡・負傷、車両損害等に対しては、一切の損害賠償の責任を負わないものとする。

第15条 参加者の遵守事項

次の事項を守らない参加者は、ペナルティまたは失格処分となる場合がある。
一度でも失格処分となった者は、以後のMercury Cupへのエントリーは認めないものとする。
1) 参加者はモータースポーツマンシップにのっとった行動を心がけること。
   2) 旗が示された場合は、すみやかに旗の指示に従うこと。
  3) ピットレーンのうち指定された部分においては、徐行運転をすること。
徐行部分については、ドライバーズミーティングでこれを指示する。
(違反チームは、ピットストップペナルティーを与える。)
   4) ピットレーンから本コース内に出る際は、片手を挙げてコースインの意思表示をすること。
   5) ピットレーンから本コース内に出る際は、走行中のマシンの邪魔をしてはならない。
   6) 追い抜きの際は、追い抜く側(速い選手の方)が最大限の注意を払い、事故防止に努めること。
   7) 初心者マークの選手を追い抜く際は特に注意を払い、無理な追い抜きはしないこと。
   8) 追い抜き時などにコースを2台以上で併走するような場合、双方とも相手車両のラインを必ず1台分以上残し、接触を避けるよう努めること。
   9) 危険な走行をする選手は黒旗で一旦ピットインさせ、注意を与える。
旗の無視、接触が多い、無理な追い抜きが見られる、スピンやコースアウト後の行動が不適切、といった場合も危険走行とみなす。
なお、危険かどうかの判断は主催者およびコーススタッフに委ねる。
注意を受けても危険な走行を繰り返すチームは失格とし、退場を命じる。
   10) 故意にマシンをぶつけたチームは一発退場とする。更に、以後そのチームメンバー全員のMercury Cup参戦は認めない。
故意の確証がなくても、主催者およびコーススタッフが「極めて故意の疑いが強い」と判断した場合はこれを適用する。
   11) ピット内に立ち入る際は、ピットインしてくるマシンに充分な注意を払うこと。
また、コースサイドで観戦の際は、コースアウトしてくるマシンに充分な注意を払うこと。
   12) ドライバーはヘルメット、レーシンググローブを着用すること。
   13) ドライバーの服装はレーシングスーツ、レーシングシューズの着用が望ましいが、長袖、長ズボン等を着用し、肌を露出しない服装であれば可とする。

第16条 初心者講習について

1) カートレースへの参戦経験が、今回も含めて3回以下の選手には、初心者講習を義務付ける。
  2) 義務付けられているにもかかわらず受講しなかった選手は、予選および決勝レースへの参戦を認めないことがある。
なお、これはチームそのものの参戦を拒否するものではないので、そのチームメンバーの初心者以外の選手は決勝レースに参戦できる。
ただし、チーム全員が初心者で、なおかつ全員が初心者講習を欠席した場合、必然的にチームそのものがキャンセル扱いとなり、キャンセル料が発生する。
  2) 3回を超える参戦経験があっても、希望する選手は受講できる。
  3) 初心者講習の開催時刻は、第3条タイムスケジュールに定めるものとする。

第17条 大会の中止について

1) 雨天決行。雪天決行。
  2) 台風等の荒天、および天変地異等の理由によりコースが閉鎖となってしまった場合は中止とする。
この場合、参加料は全額返還するものとする。
ただし、交通費等の補償には応じられない。
  3) 開催の可否が不明な時は、大会会長又は直接開催コースへ確認のこと。
(“瀧澤勝彦”の名で、コースを予約しています。)

第18条 大会役員への連絡方法

ドライバーの変更、およびチーム名の変更が発生した場合は、速やかに大会会長へ連絡のこと。
taki@taki-works.com

以上


予選について、補足説明
予選はチームのドライバー全員が走る必要はありません。
最も速いドライバーのみが予選を走り、他のドライバーは体力を温存するのも作戦です。

ドライバー交代について、補足説明
3回以上のドライバーチェンジは義務です。必ずおこなってください。
3回交代するということは、延べ4人が走るということ(4スティント)です。
交代回数を満たさなかったチームは着外となります。
27分半ずつで交代するとちょうど3回ドライバーチェンジすることができますが、交代までの時間はそれぞれのチーム戦略にゆだねられています。
特にドライバー数の少ないチームは、同じドライバーが何度も交代しながら走ることになりますが、体力のある前半は長めに走って、後半は短い時間で交代する、といった戦略も可能です。逆に、最初の頃にさっさとドライバーチェンジの義務回数を果たしてしまい、あとは給油以外はピットインせずにひたすら追い上げる、といった戦略も可能です。
こういった戦略を考えるのも、長時間の耐久レースの面白さといえるでしょう。
ピットイン、ピットアウトの際は、第11条 7)および第15条 3) 4) 5)を必ず守り、また、カートランド関越スタッフ、およびMercury Cup スタッフから指示があった場合はそれに従ってください。
給油の必要はありません。給油無しで予選+決勝レースの2時間を走りきることが出来ます。

服装・装備について、補足説明
走行中はヘルメットの着用が義務付けられていますが、ヘルメットは開催コースから無料でレンタルすることも可能です。
しかし数に限りがありますので、できるだけご自分でご用意下さい。
ヘルメットのレンタル数の不足により出走できない事態になっても、当方は責任を負えません。
また、ヘルメットのレンタルの予約は受け付けておりません。
ヘルメットはバイク用でもOKですが、安全のため、耳が覆われるタイプ(フルフェイスorジェット型)が望ましい。
(工事作業者用の安全帽や、軍隊用の鉄兜は不可です。)
手袋については、手首から指先まですべてが布または革で覆われているタイプのものとします。
ベストはレーシンググローブですが、 コンビニ等で売っているゴムイボ付き軍手でも可。サーキットで購入することもできます。
(指先が露出する、いわゆるドライビンググローブは不可です。)
服装については、前を走るカートから油や砂が飛んでくるなどして汚れることがありますので、動きやすく、なおかつ汚れてもよい服装で参加なさることをお勧めします。
特に雨天の場合や、雨上がり直後でまだ路面に水溜りがある場合などは、とんでもなく汚れます。

使用マシンについて
レースおよび予選で使用するマシンは、ビレル社製モンザの予定です。
   主要スペック
  エンジン:空冷4サイクル 170cc
  最高速度:60km/h
  変速機 :オートマチック
 

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